不要品の処分や断捨離は、リサイクルショップの買取サービスを利用するほかに、ヤフオク!やメルカリなど個人売買で売る方法があります。
手元にある商品を高換金率で現金化するなら個人売買がおすすめですが、いくつかのデメリットがあります。
個人売買とショップ買取で迷っている方に向けて、それぞれのメリット・デメリットを比較しました。
個人売買はショップ買取より高く売ることが可能です。
ショップ売買は、「買取→メンテナンス→店頭販売(一定期間の在庫リスク)→お客様」の順で再販されます。
一方で、個人売買はエンドユーザーに直接売ることができるため、業者の中間コストが発生しません。
フリマアプリの場合には、手数料と送料の負担がありますが、商品によっては買取ショップより数倍以上高い値段で売れます。
しかし、個人売買は手間やリスクのデメリットがあるので注意しましょう。
個人売買は、メルカリなどのフリマアプリやヤフオク!などのネットオークションで簡単に買い手を見つけられます。
普段からスマホなどでインターネットを利用している方なら、スムーズに利用できるでしょう。
最低限の手続きは、登録(本人認証)・写真撮影・出品手続き・発送の4点です。
簡単に出品できる個人売買ですが、売り手は買い手の購買意欲を高める工夫をしないと販売価格が低くなってしまいます。
良い商品に見せようとアピールポイントばかり強調しすぎると、売った後のクレームリスクが高まるので注意しましょう。
個人売買は、高く売るための手間を惜しまない人に向いています。
買い手の気持ちになって戦略を練れる人なら、経験がなくても早期に結果を出せます。
ショップ買取は、個人売買の全体的な流れややり方を覚えること自体が面倒くさいと感じる人に向いています。
個人売買は郵送で商品を送る取引が主流で、郵送時の故障や破損を避けるための梱包が重要になります。
商品の種類にもよりますが、プチプチで保護するなど手間とコストをかけた梱包をするのがベストです。
郵送事故でクレームが来ると、結果的に返品や返金を求められて出品者が損をするケースがあります。
個人売買はクレームなどのトラブルリスクがあります。
売り手側が細心の注意を払っていても、クレーマーの客に捕まるリスクがあります。
ブランド品やスマホ・イヤフォンなどは、すり替えを目的に発送した物とは違う粗悪品を返送されることがあります。
また、家具や大型家電は送料や受け渡しの負担が大きくなるので注意してください。
個人売買は基本的に相場より安い物や人気の高い物から売れていきます。
結果的に価値の低い物だけが売れ残ってしまうことが多いので注意しましょう。
売れる商品がたくさんある場合は、リサイクルショップなどの出張サービスで不要品処分を無料もしくは安く引き受けてくれることがあります。
メリカリやヤフオクなどを利用した個人売買とリサイクルショップなどショップ買取を比較してきましたが、それぞれメリットとデメリットがあります。
改めて、自分に合うのはどちらか参考にしてみてください。
個人売買のメリットは、手間とリスクがあるけど高く売れることです。
個人売買は高く売れる見返りがありますが、若干のリスクがあると表現すれば分かりやすいでしょう。
などのリスクがあります。
ショップ買取のメリットは、手軽で売った後のトラブルがないことです。
ショップ買取は優良業者なら無料出張で家まで来てくれて、現金買取で取引終了です。
最大のデメリットは、ほとんどの商品が店頭販売価格より大幅に安い買取価格になってしまうことで、二束三文にしかならない査定結果になることも珍しくありません。
売れない大型家電や家具も一緒に処分してくれることがあるので、状況によっては個人売買よりも有利な条件で不要品を処分できる場合があります。
軽い気持ちで個人売買を利用するのではなく、ショップ売買と個人売買をしっかり比較して検討するとよいでしょう。
個人売買が面倒だと感じた方は、ショップ買取を利用しましょう。
この際は優良業者を選定することが大切です。