リサイクルショップは店頭販売できない商品でも無料引取や値段を付けての買取で引き取ってくれる場合があります。
対応力に定評があるリサイクルショップは、海外輸出の販路に強いです。
海外輸出で需要が高い人気のリサイクル品の種類や海外輸出ならではの業界事情を幅広く紹介します。
どんな状態でも値段を付けて買取してくれる定番商品です。
発展途上国を中心にした海外輸出の需要から、衣類は重量に応じた一定金額で買取してくれます。
衣類は資源ゴミとして無料処分できる自治体が多いですが、ショップ買取なら値段が付いて無料の出張サービスを利用できる可能性があります。
海外輸出向けの衣類は二束三文の買取額になってしまいますが、大量の衣類を査定依頼すれば一部で高価買取できる物があるがあるかもしれません。
過度な期待はせず軽い気持ちでリサイクルショップの買取サービスを利用してみましょう。
使い古した自転車は一般的に有料の大型ゴミで処分しますが、海外輸出に強いリサイクルショップなら無料引取をしてくれます。
輸出先で自転車を再利用するほか、鉄資源として現地リサイクルされる場合があります。
ただし、自転車は輸送コストが高いので、自転車1台のみの出張引取をお願いしても断れるケースが多いです。
事前に問い合わせて持ち込みで処分を依頼するか、自転車専門の出張買取業者を使うとよいでしょう。
スリップラインが出て車検に通らないようなタイヤでも、海外はそのまま再利用されるケースがあります。
ただし、廃タイヤの海外輸出は潰してからコンテナに積むなど専門のノウハウと機材が必要です。
自社で海外輸出をしているリサイクルショップでも、廃タイヤは専門の輸出業者に引き渡すことが多いです。
そのため、廃タイヤは良い条件でも無料引取程度にしかなりません。
布団や座布団、クッション、ぬいぐるみは不燃ゴミの扱いになり、自治体によっては有料処分になってしまいます。
東南アジアなどの発展途上国は、汚れたり破けていたりする布団やクッションでも再販が可能です。
また、海外輸出をしているリサイクルショップは、コンテナへ荷物を詰める際の商品保護を目的に布団やクッションを引き取ってくれる場合があります。
タンスなどの収納家具は、まだまだ使えるけど傷など見栄えが悪くなると国内で再販できなくなりますが、日本の家具は頑丈で使いやすいと世界中から評判です。
処分するのも費用と手間がかかる家具ですが、海外輸出に強いリサイクルショップなら、自宅までの出張はもちろん部屋からの家具搬出まで無料で対応してくれる場合があります。
中古家電は何でも海外輸出できるわけではありません。
現地で修理するための部品があるかがポイントになってきます。
たとえば、テレビは薄型液晶テレビではなく、ブラウン管の方が現地で直せる理由で海外輸出需要が高いケースがあります。
冷蔵庫はメーカーや型式などを輸出先から指定されることが多く、20年以上型落ちだと発展途上国向けの輸出でも断られるケースが多いです。
日本の家電は世界的に人気ですが、リユース品の中古家電輸出になると事情が変わってきます。
あわせて読みたい:リサイクルショップの買取率