不要品をリサイクルショップへ売る時に気になるのが、購入価格に対しての買取率です。
商品カテゴリーや状態によって買取率は大きく変わります。
主要な商品ごとに買取率の目安をまとめました。
おおよその相場を知っておくことで、悪質業者に安く買い叩かれるリスクを軽減できます。
参考:古物営業許可とは
家電の買取率は以下の要素が大きな影響を与えます。
一般的に、再販可能な家電は7年落ち以内と言われています。
8年以上経過していると、未使用もしくは使用頻度が低くても商品価値がなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
再販できない場合は、リサイクル料金などの処分料がかかるケースがあります。
続いて重要になるのが、国内メーカーor海外メーカーです。
新品価格が高い国内メーカーは海外メーカーより買取率が高くなる傾向があります。
国内メーカーでも低価格を売りにしているメーカーだと、海外メーカーと同等水準まで買取率が下がるケースが多いです。
しかし、ダイソンの掃除機など海外メーカーでも人気の高いトップブランドは買取率が高くなります。
冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど、再販する際に配送&設置サービスを利用する需要が高い大型家電は買取率が低いです。
テレビや掃除機など乗用車で手軽に持ち帰りできる家電は、大型家電に比べて買取率が高くなります。
参考:家電リサイクル法とは
購入価格 | 50,000円 |
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1年落ち | 9,000円(18%) |
2年落ち | 7,000円(14%) |
3年落ち | 5,000円(10%) |
4年落ち | 4,000円(8%) |
5年落ち | 3,000円(6%) |
6年落ち | 0円 |
7年落ち | 処分料 |
※()内は買取率
購入価格 | 30,000円 |
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1年落ち | 11,000円(36%) |
2年落ち | 10,000円(33%) |
3年落ち | 9,000円(30%) |
4年落ち | 8,000円(26%) |
5年落ち | 7,000円(23%) |
6年落ち | 6,000円(20%) |
7年落ち | 5,000円(16.6%) |
8年落ち | 処分料 |
※()内は買取率
ブランド品は、商品の人気度と状態によって変わります。
即完売になる限定品など稀少性が高い商品なら、プレミアムが付いて100%超えの買取率になることもあります。
一方で、人気が低い商品だと、定価が高くて綺麗な状態でも買取率が低くなるので注意しましょう。
買取率:状態が良ければ80%以上。
買取率:新品販売価格の200%以上になることも。購入即売却の場合は買取率50~80%が目安。
商品券・ギフト券は買取率が高い水準で安定しています。
定番の人気商品券やお釣りが出るタイプの商品券は特に買取率が高いです。
人気の高い商品券は安定して90~95%の買取率が確保されています。
一方で、マイナーな商品券・ギフト券は額面に対しての買取率が60~70%ほどになってしまう場合もあります。
インターネットの情報で買取率の相場が分かるので、事前リサーチしてから査定に出すとよいでしょう。