
リサイクルショップを利用して、不要になった品物を売るとき、買取額を少しでもアップさせたいと考える方は多いでしょう。
実は、ちょっとした工夫や準備で、買取価格が大幅に変わることがあります。
この記事では、リサイクルショップでの買取額を上げるためのポイントを「状態」「時期」「アイテム別のコツ」という3つの視点から解説します。
リサイクルショップでは、商品の状態が買取価格を大きく左右します。
以下のポイントを押さえておくと、見積もり額がアップする可能性がありますので、ぜひ押さえておきましょう。
売りたい商品が汚れていたり、ほこりをかぶったままだと、査定額が下がる可能性が高いです。
洋服であれば洗濯やクリーニングを行い、シワを伸ばしておきましょう。
家電や家具の場合は、表面のホコリや汚れをきれいに拭き取るだけで、査定時の印象が良くなります。
購入時に付属していた箱、説明書、保証書、リモコンなどが残っている場合は、必ず一緒に持っていきましょう。
特にブランド品や家電製品では、付属品が揃っていることで買取額が大きく上がることがあります。
家電や電子機器の場合、動作確認を事前にしておくことも重要です。
動作不良がある場合でも、軽微な修理で直るケースもあります。
その場合、故障の内容を正直に伝えることで信頼度が上がり、査定額に影響することがあります。
同じ商品でも売るタイミングによって査定額が変わることがあります。
需要と供給のバランスを意識した時期選びが、買取額アップの秘訣です。
季節物の商品は、需要が高まる時期に売るのが基本です。
例えば、冬物の衣類や暖房器具は秋から冬の初めにかけて、夏物の衣類や扇風機は春から初夏が狙い目。
需要がピークになる少し前に持ち込むことで、高値が期待できます。
新生活が始まる春は、引越しや新学期に向けて需要が高まる時期です。
このタイミングでは、家具や家電製品の買取額が上がる傾向があります。
また、学生向けの自転車や小型家電も売りどきです。
商品が値下げされるセール後や、新モデルが発売される直前は、旧モデルの需要が下がりやすいため買取額が低くなることがあります。
最新モデルの情報をチェックし、タイミングをずらして持ち込むのがおすすめです。
売りたいアイテムごとに査定額を上げるための具体的な工夫を見ていきましょう。
ブランド品は特に需要が高いため、シーズン前に売ると良いでしょう。
また、トレンドに左右されることも多いので、流行が過ぎる前に早めに持ち込むのが得策です。
ノーブランド品の場合は、まとめて売ることで高額査定になる場合もあります。
製造年が新しいほど高額で買い取られる傾向があります。
使用年数が浅いうちに手放すことを検討しましょう。
また、購入から5年以上経過したものは「買取不可」になる場合もあるため、早めに動くことが大切です。
話題性のある新作やベストセラーは、発売から間もないうちに売るのがベストです。
また、セット販売可能なシリーズものは、全巻揃えた状態で持ち込むと査定額がアップする可能性があります。
ギャランティーカード(鑑定書)や購入時の箱、袋が揃っているか確認しましょう。
特に時計やバッグは、使用感が少ないほど高値で買い取られます。
日常的に使う場合も、丁寧に扱うことで長期間価値を保つことができます。
最新機種が発売されると、それ以前のモデルの価値が下がるため、不要だと感じたら早めに売るのがおすすめです。
また、初期化を行い、動作確認を済ませてから持ち込みましょう。
リサイクルショップでの買取額をアップさせるには、以下3点が重要になります。
・品物の状態を整えること
・需要が高まる時期を選ぶこと
・アイテムごとに適切な対策を取ること
少し手間をかけるだけで、査定額が予想以上に上がることもあるので、軽く見るのはもったいない…!
不要なものを手放すことは、家の中をスッキリさせるだけでなく、次に使う人にとって価値あるものとして引き継ぐ機会でもあります。
今回ご紹介したポイントを参考に、賢く売却を進めてみてください。
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